未来に向けての橋渡しとして役に立ってあげられる。
それが一番の良さじゃないかな。
─ステップってどういう塾ですか?
昭和50年に小田急線沿いの藤沢市長後でスタートし、現在、神奈川県の湘南・横浜地区を中心に、中学部147スクール、高校部15校、学童部門、個別指導部門を合わせて、約36,000名の生徒が通っています。正社員は教師やチューター、本部のスタッフ等が合わせて932名(2025年10月末現在)。1995年に株式を店頭公開し、2012年に東証一部に上場。2022年に東証プライムへ移行しました。─塾の仕事はおもしろいですか?
ハマりますね。私の場合、自分の子どもたちは三人とも巣立ってしまいましたが、ステップにいけば子どもたちがたくさんいる。距離が近くて、一人ひとりの個性や成長の過程がすぐそばでよく見える。そして、その成長の過程に私たちも参加できる…。彼らが未来に向けて歩いていくための橋渡しができる。それが塾の仕事のおもしろさだと思います。─ステップが特に力をいれているのは?
塾の魅力は先生たち一人ひとりの魅力の集積だと思います。システムや教材も大切ですが、それを使いこなせる教師がいて、初めて生きてくる。たとえ校舎がボロで教材は手書きであっても、イキイキと授業をし、子どもと熱く接する先生がいれば、その塾は子どもたちにとって十分魅力的ですよね。先生の魅力という場合、二つあると思うんです。一つは授業の魅力。「よくわかる」「なるほど」と、納得できる、「あ、そうなんだ」と世界が広がる、そんな授業の魅力ですね
もう一つはキャラクターの魅力。20代であっても30代、40代であっても、ある意味「かっこいいな」と思わせるようなキャラクターとしての魅力、人生の先輩としての魅力。
一つひとつのスクールが、そんな魅力的な先生たちによって構成されれば、無敵の競争力を持てるんではないでしょうか。そういう意味では学習塾というのは究極の人材産業といえると思います。


教壇に立っていた頃
50周年パーティにて